10月1日で情報生物医学研究室は10周年を迎えました。11年目に突入です。
現在は、ゲノム解析による迅速な細菌叢解析システム、ゲノム多型からのヒト顔形状予測、疾患原因遺伝子探索、がん診断法の開発など、多くの研究テーマに取り組んでいます。
これからもご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
「News」カテゴリーアーカイブ
奨励研究員(ポスドク)候補者の募集
東海大学医学部では2023年度の奨励研究員(ポスドク)を募集しています。そこで、当研究室に所属し、以下の研究テーマを実施する意欲的な研究員の候補者を募集します。期間は最長2年間です。応募締切が9月末ですので、興味のある方はすぐに今西までメール等でご連絡ください(imanishi@tokai.ac.jp)。
・薬剤耐性菌の迅速なゲノム診断技術の開発
・日本人の地域差を手がかりとした難病の原因遺伝子探索
・メチル化年齢推定法の開発と応用
・ゲノム情報を使った顔形状の予測システム(ゲノムモンタージュ)の開発
・その他
なお、奨励研究員(ポスドク)の待遇は月給40万円で科研費応募の資格があります。詳細はお問い合わせください。
2022年度が始まりました
新しい年度が始まりました。情報生物医学研究室ではメンバー構成に変更がありました。主な変更点はこちらです。
・中川草先生が准教授に昇進した。
・新たに特定研究員として西川有理さんが参加した。
・新たに大学院生として嶽石あやさん、須藤恵美さんが参加した。
・技術員として番井(ばんい)さん、齋地(さいち)さんが参加した。
今年度も「ゲノム情報を生かした未来の医療を創る」をモットーに活動してまいります。

送別会を開催しました
研究技術員としてサポートしてくれた内田さん、棚橋さんが卒業することになり、3月18日(金)にオンライン飲み会の形式で送別会を開催しました。
それぞれ民間企業に就職するそうです。今までの貢献に感謝です。
棚橋さん(前列左から3人目)

研究技術員の募集
研究技術員の募集を始めました。詳細はこちらをご覧ください。
「細菌培養とゲノム解析実験を担当する研究技術員」
締切:2022年2月28日
https://jrecin.jst.go.jp/offer/JorDetail?fn=3&id=D122020574
メタゲノム解析の解説書
メタゲノム解析の解説書に寄稿しました。
遺伝研に移ったKryukovさんと中川さんが中心になって、全ゲノム配列データベースGenomeSyncと解析ソフトパッケージGSTKの解説をしています。
本書の詳細はこちらをごらんください。
ヒトゲノム事典がまもなく出版されます
ヒトゲノム事典がもうすぐ出版されます。
すでにアマゾンでは予約を受け付けているようです。
この事典には多くの方に執筆のご協力をいただきました。改めて感謝申し上げます。
出版社のサイトはこちらです。
https://www.isshikipub.co.jp/science/humangenome/
【概要】
編集委員: 井ノ上逸朗・今西規・河村正二・斎藤成也(編集委員長)・颯田葉子・田嶋敦
発売: 2021年11月
仕様: A5サイズ/448ページ/上製本/ISBN:978-4-910389-12-7
定価: 13,200円(本体12,000円)
NHK文化センターでの講演(オンデマンド配信)
NHK文化センター名古屋教室で、続・日本列島人の起源と歴史⑥「HLAからみた沖縄人・日本人」というタイトルで講演をしました。この講演は有料ですが、オンデマンド配信により、どなたでも視聴できます。講演内容は、日本人のHLA遺伝子の特徴とその成因についてのこれまでの研究成果を紹介したものです。
医学部と東海大学新聞のホームページに掲載
東海大学医学部のホームページに写真付きで研究活動の紹介記事が出ましたので、ご紹介します。
https://www.u-tokai.ac.jp/ud-medicine/news/2650/
上と同じ内容ですが、東海大学新聞にも掲載されました。
https://www.tokainewspress.com/view.php?d=2232
情報生物医学研究室が9周年を迎えました
情報生物医学研究室が活動を始めたのは、今からちょうど9年前の2012年10月1日でした。つまり本日で9周年です。
写真は、現在、研究室(7階)の窓から見えている風景です。
折しも今日は台風16号が関東地方に近づいており、風雲急を告げるような天候です。
これから当研究室はどうなるのか、一抹の不安がよぎります。
もしかすると台風一過で晴天に恵まれるのか、はたまた低気圧が停滞してしまうのか..。
新型コロナの第5波はほぼ収まり、昨日で日本政府による緊急事態宣言も解けました。
研究活動への制約も徐々に解けていくことでしょう。
もう十分に充電期間を過ごしましたので、これから飛躍の年にしていきたいと思います。
今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。